ジャックダニエル蒸留所でジャックダニエルが買えない?禁酒法が未だに残る街に行ってきました。

こんにちは、野田クラクションベベーです。

昨夜の野宿は、途中から大雨が降ってきて朝方にはテントが水没していて服がびしょびしょになってしまったのですが、なんとか生きています。あと、夜中にずっと銃声のような音が聞こえてメチャクチャ怖かったんですが、途中から「これ花火の音だ」と気が付きました。一瞬、本気で冷や汗をかきましたよ。

 

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さて、昨日はチャタヌーガという街でルビーフォールズという地底380mの所にある滝を見たのですが、本日はそこから160kmほど離れた所にあるリンチバーグという街に行きたいと思います。

 

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ここリンチバーグは、テネシー州にある田舎町なのですが、ここにはあの有名なウィスキー、ジャックダニエルの蒸留所がある事から沢山の人が訪れる場所となっています。

 

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町の看板が、全部ジャックダニエルのデザインになっていてカッコ良かったです。

 

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さて、こちらがジャックダニエル蒸留所です。多くの観光客が訪れていて、ここから蒸留所内をツアーで回る事ができます。

 

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受付でツアーを申し込むと、ナンバー2と書かれたチケットを渡されました。これで20人くらいが1グループで集まりツアーが開始されます。ちなみにこのツアー、なんと無料です。(ありがとうジャックダニエル!)

 

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ツアーが始まるまでの間、展示を見てウィスキーの勉強をしたいと思います。

そもそもウィスキーとは、穀物を蒸留して作られたお酒を木の樽で貯蔵し熟成させたものなのですが、アメリカで作られる「バーボン」というお酒はそのウィスキーの中のいち分野となります。

さらにバーボンの定義は

原料の穀物中にトウモロコシを51%以上含み、80度以下で蒸溜し、さらに内面を焦がしたホワイトオークの新樽で、アルコール度数62.5度以下で熟成したもの

と定められており、これに該当しているものであればバーボンを名乗る事ができるそうです。

 

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さて、ではこのジャックダニエルはバーボンなのかと言われると、どうやらなんとも微妙な所なようです。(僕はバーボンだと思っていました)

アメリカの法律上はバーボンの要件を満たしており、バーボンと呼ぶこともできるようなのですが、正確には「テネシーウィスキー」と呼ばれているそうです。

では「テネシーウィスキー」とはなんぞや、といいますと、

(1) テネシー州でつくられていること
(2) 蒸溜直後にサトウカエデの炭で時間をかけてろ過していること

この二点を満たしているバーボンの事を、テネシーウィスキーと言うようです。(ややこしいですね)

ちなみに、上記の写真はサトウカエデの炭で濾過している行程の展示です。

 

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蒸留、濾過が終わったら樽詰めをして、熟成させる事でこのように色味がついていきます。

次のページへ続いてジャックダニエル蒸留所のツアー開始です

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