ホームレスが暮らす街、スラブシティ・イーストジーザスで出会ったアートが衝撃的だった

こんにちは、アメリカ横断中の野田クラクションベベーです。

 

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昨日はカリフォルニア州南部、メキシコとの国境付近にある「神は愛」を表現したサルベーションマウンテンに行ってきたのですが、今日はそのサルベーションマウンテンのすぐ裏手にあるホームレスたちが暮らす街、「スラブシティ」に行きたいと思います。

 

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この街はかつて第二次世界大戦中の海兵隊キャンプがあった場所で、いつの頃からか自由を求めてヒッピーやホームレスなどが暮らし始めた事から徐々に街が出来上がっていったそうです。現在でも電気や水道、ガスなどはひかれていないにも関わらず、多い時で2000人ほどのホームレス達が暮らしており、皆キャンピングカーやテントなどで暮らしています。

季節に合わせて他の土地に移動してしまう人もいれば、ここにずっと定住している人もいる。誰が来てもいいし、いつ去ってもいい。誰にも縛られず自由である事が重要視される街。

何もない砂漠の荒野にこのようなコミュニティがある事が非常に興味深いのですが、今日はそのスラブシティを訪ね歩いてみたいと思います。

 

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こちらがスラブシティの入口。「WELCOME」とデカデカと書かれている通り、誰でも入っていく事が出来ます。

 

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スラブシティの入口付近に生えていた木には、大量の靴が飾られていました。

 

誰かが作ったキャンピングカー・アート

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続いてこちら。一見するとゴミが散らかっているように見えますが…

 

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おびただしい数のゴミ(?)でデコレーションされたトラック。缶やバッチなどがびっしりとくっつけられています。

 

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人の気配はしません。誰が作ったのかも分かりません。ただ、「ALL Well COME」とあるように、自由に見て良いようです。

 

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「自由に見て回って、写真を撮って」とも書かれています。

 

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ゴミが散らかっているようにも見えますが、意図的にそれぞれが配置されているようです。

 

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使われていないキャンピングカーの中。ゴミが散乱していますが、やはり物凄い量の小物で飾り付けられています。

 

 

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トイレもありました。

 

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ここは一見するとただゴミが置かれているだけにも見えるのですが、なんというか絶妙なバランスで成り立っていて、僕は正直「かっこいい」と思いました。ただ、なぜこれを見てかっこいいと感じるのか、それを上手く説明する事が出来ませんでした。

 

次のページへスラブシティにはライブハウスもインターネットカフェもありました

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