グランドキャニオンの夕焼けが美しすぎたのと、人は2週間でここまで変われるという話。

こんにちは、野田クラクションベベーです。

 

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毎日野宿、場合によっては夕飯抜きというアメリカ横断も17日目。今僕はアリゾナ州にいるのですが、この辺りは世界遺産をはじめとした見どころが満載で、総じてグランドサークルと呼ぶそうです。

さて、昨日はアンテロープキャニオンで地球やべえなって思ったのですが、今日は多分一番有名な場所グランドキャニオンに行きたいと思います。

 

 

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はい、グランドキャニオンです。

 

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ちなみに、足元はこんな感じです。調子に乗って落ちると死ぬやつですね。

 

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今日はこのグランドキャニオンの魅力をたっぷりお伝え出来ればと思っているのですが、まずはざっくりとグランドキャニオンについて説明しましょう。

 

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このアリゾナの大地をコロラド川が流れていて、それが大地を深く侵食する事で出来たのがグランドキャニオンなのですが、この深い谷の北側をノースリム、南側をサウスリムと呼び、ふたつを合わせたものがグランドキャニオン国立公園と呼ばれています。

僕は今サウスリムにいるのですが、サウスリムからノースリムに行くにはかなり上流の方にかかる橋を渡らなければならない為、車でも4時間くらいかかるそうです。

そして、サウスリムの中でも上流側(東側)にあるポイントをイーストリムと呼ぶそうですが、今回僕はそこを中心に見て回りたいと思っています。

 

グランドビューポイント

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グランドビューポイントという展望台にやってきました。

公園の入口で入場料を支払い(車1台30ドル)、あとは自家用車で点在する展望台を回るか、それぞれを巡回している無料のシャトルバスを利用するかを選ぶことが出来ます。

 

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こちらのサウスリムは標高が2000mを超えており、真夏にも関わらず空気が冷たく日中は過ごしやすいです。でも、冷静に考えるとこの場所は東京タワーの上にスカイツリーを乗せたよりも高い場所にあるんですよね。「すごい高い場所なんだなぁ」って思いました。あと、ノースリムは標高が2500mと更に高く、冬季は積雪のため閉鎖されてしまうそうです。

 

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グランドビューポイントからは、このようなトレッキングルートを通って谷底の方まで降りることが出来るのですが、「今じゃねえな」と思ったので降りませんでした。

 

モーランポイント

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モーランポイントという場所にやって来ました。

画家のトーマス モーランという人が、ここから「コロラドの峡谷」という有名な絵画を作った事からその名前がついたそうです。

 

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全然知らない人でしたけど、モーランと同じ目線でコロラド川を見ることが出来て嬉しかったです。あとモーランはヒゲ剃った方がいいなと思いました。ダニとかつくかもしれないので、モーランが心配です。

 

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グランドキャニオンでは、コロラド川が大地を削ることで様々な年代の地層を見る事ができるのですが、最古の地層はなんと20億年前のものだそうです。

20億年前と言われても全然ピンと来ないのですが、「たぶん一緒だな」って。20年前も20億年前もたぶん一緒。そこまで古いと逆にあんまり変わんないじゃないかなって。そう思うんですよね。多分、その時代ってプランクトンとかしかいなかったと思うんですけど、その生命がずっとつながっていく事で今の僕がいる。そう考えると、命ってすごいなって思うし、日々の食事に関しても、ピーマンとかグリーンピースを残すのはもうやめようって思いました。

 

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この過酷な環境でも咲く花があること。

 

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こんな乾いた大地にも根を下ろし、生き続ける木があるということ。

 

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そうした生きとし生ける全てのものを敬い、感謝する事をグランドキャニオンは教えてくれている気がします。

 

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伝えたい。

この雄大さ、素晴らしさをしっかりと伝えたい。でもそれをするには僕の文章力はあまりにも拙いので、動画を用意しました。ご覧ください。

 

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次のページへ太陽が大地に沈むとき、世界は赤く染まりだし僕は思わず息をのむ

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